157号:どんな食生活が低体温を改善する?

生野菜・発酵食品・オリーブオイル・大豆製品・魚介類 それでは、朝起床後から寝るまでの時間帯の食事について順番に書いていきます。 Pointは、水・塩・生野菜・玄米・発酵食品・根野菜・果物・エゴマ油・亜麻仁油・大豆製品・魚 […]

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生野菜・発酵食品・オリーブオイル・大豆製品・魚介類

それでは、朝起床後から寝るまでの時間帯の食事について順番に書いていきます。

Pointは、水・塩・生野菜・玄米・発酵食品・根野菜・果物・エゴマ油・亜麻仁油・大豆製品・魚介類・全体食です。

▼起床後

  1. コップ2~3杯程度の軟水をゆっくり飲む。常温以上で・少し温めても良いです。
  2. そして、生姜湯を飲むようにして下さい。生姜を3~5枚くらい薄く切り、それを細かくします。コップに入れて熱湯を注いで、黒砂糖か蜂蜜を入れて飲みます。

    もし、朝が水と生姜湯だけで不安な場合は、

  3. リンゴ1個と生の野菜を摂るようにします。
  4. そして、午前中は飲み物は水だけにします。どれだけ飲んで下さいと言う決まりはありません。のどが乾いたら飲む程度で良いか思います。

生の野菜には塩とエゴマ油・亜麻仁油

生の野菜にはマヨネーズやドレッシングはかけません。 かけるのは塩とエゴマ油か亜麻仁油です。ここで使う塩と油をケチると駄目。

塩は自然海塩を使って下さい。(天日・平釜製法で・イオン交換法でなく、原料は日本の海水)

エゴマ油・亜麻仁油は、容器の色の濃いものです。スーパーの売り場の上段にあるもので、「有機栽培」表記があると良いです。

生の野菜を摂ると冷えを心配する人がいますが、それは塩を使うことで補うことができます。

一日一回お腹が出る

これ以上朝食は摂りません。こうすることで、1日1回お腹が減る時間を作って、胃腸を休ませてあげるのです。続けていくと、胃腸が元気に正常に動くようになってきます。一番効果的なのは、朝は水だけにする方法。

1日3食が常識になっている人も多いでしょう。朝に食べる習慣が、良いのか良くないのか?非常に議論の分かれるところです。

続けると体が軽くなる

特に、今まで1日3食食べてきた人の場合、いきなり上記のような食事にすると、昼前にはお腹が減って、力も出ずモタナイと思います。

ところが、少し頑張って、3か月くらい続けていると、朝は上記のような食事でも十分だし、かえって体も軽くなり、頭もさえるのを実感するでしょう。

ナトリウムだけになるのが悪い

また、塩についても悪者意識が強い人もいらっしゃるでしょうが、決してそんなことがないのを理解して欲しいです。

塩が悪いのは、ナトリムだけになるから悪いのです。それと、濃い味付けにする為にナトリウムを使うから。

私がお薦めしているのは、自然海塩です。塩とは言っても、ナトリウム100%ではありません。天日・平釜で作られ・イオン交換法でなく、昔ながらの製法で作られた塩は、塩っ辛くなくほんのり甘味やうまみがありおいしいです。

エゴマ油・亜麻仁油と自然塩と野菜が良い

それは、ナトリウム以外のカリウムやマグネシウム・カルシム等のミネラルがたくさん含まれているからです。

昔から、「命の塩」と言われても「命の砂糖」とは言わないのです。

それをエゴマ油・亜麻仁油と生の野菜にかけて食べることで、野菜に含まれるミネラル・酵素・ファイトケミカルと相まって体の調子を良くしてくれます。

1日3食か2食か?について、

巷では、医師や栄養士の先生方は、朝食を摂ることを強く勧める傾向が多いですよね。

脳の栄養不足・エンジンがかからない・冷えの原因等々。頭で考えると正しい理論に思いますが、本当にそうなんでしょうか?

食事が少ない方が活動的

猿の動物実験で、与えるエネルギー(カロリー)を標準にした場合と、標準の6割か8割くらい(だったと思います)しか与えない場合とで比べると、少ないエネルギーの方が、活動的で元気で長生きだったそうです。

そりゃそうです。元来、猿に限らず人間も常に飢えとの戦いの中で生き抜いてきたのですから、もともと体は飢えに強く飽食には弱いのです。

だから、本当は1日1回でも2回でも、お腹が減って仕方がない時間を作らないと弱ってしまい栄養を摂っているのに冷えたりするのです。

一日二食でも肉体労働は出来る

以下は、私の経験からの話です。20歳代の頃は、すごい肉体労働になる仕事をしていました。

20キロくらいある荷物を毎日最低でも20個、多い時は100個くらいは運んでいました。でも、食事は朝は生の野菜をスティックにして5本くらい食べていただけで、まともには朝食を摂っていませんでした。

朝の仕事が終わった時には、汗だくで腹ペコでしたが、特にモタナイと感じたことはありませんでした。

一日二食の方が体調が良い

20歳代後半で結婚してからは、妻が朝食を作ってくれたので(パン食ですが)摂っていました。

朝食を抜いた方が良いと感じたのは、起業して自立した時です。妻が少しでも家計の足しにと早朝から勤めるようになったので、朝食は摂らなくなったのです。

最初は、物足りないように感じていましたが、しばらくすると、腹は減るけど体は軽く、頭も冴え、排便も良い状態のものが出るようになったのです。

故甲田光雄先生のおっしゃっていたことが、当たっていたのですね。

朝食を抜くのに抵抗のある方は、生野菜に自然海塩とオリーブオイルかけて食べ、リンゴ1個を食べるのを取り入れてみて下さい。

野菜や果物不足を補えますし、バランスよくミネラルや酵素類を摂ることができます。下手にサプリメントを摂るよりも健康的で良いですよ。

▼昼食は?

お休みの日は、

  1. 具たくさんの味噌汁と玄米・魚料理が一番良いです。それに、納豆やキムチを添えると最高ですね。

    味噌汁を作る際には、出汁に煮干しと干しシイタケをミルで粉々にして使います。お好みで、鰹節をミルで粉々にしても良いでしょう。

    魚のアラとか、手羽先・手羽元で出しを取っても良いです。また具には、キャベツやダイコン・ジャガイモ等々なんでも良いので野菜を入れて下さい。

  2. 一人住まいとかだと、一人鍋も良いです。この時、出汁に使うのは魚のアラとか、手羽先・手羽元です。
  3. お仕事のある日は、外食になるでしょうから、以下のようにします。
  4. 定食です。これだけですね。どんな定食か?聞かれそうですが、炭水化物やお肉に偏らなければ良いです。

魚や卵・大豆製品

魚や卵・大豆製品を摂れるなら、これにして下さい。

コンビニ食は避ける

気を付けて、避けてほしいのは、コンビニ弁当やおにぎり・サンドイッチ・ ファーストフードになること。これが一番昼食でいけませんね。

コンビニでないと駄目なら、せめて弁当くらい作りましょう。定食屋でも弁当を作って売っているところもあるので、それらを利用するのが良いでしょうね。

どうしてもコンビニしかないなら、最低でも魚料理か幕ノ内の弁当にして下さい。

私が20代の頃は、コンビニなんかほとんどなかったので、昼食については、前日までに考えて準備しておいたいものです。便利になった分考えなくなったし、工夫とか前準備をしない人が増えたのでしょう。

そして不健康なものを好んで食べて、毛を無くしていたら何をしているのか分からないですね。

玄米と自然海塩でおにぎりを3個か5個作って、海苔で巻いて、おかずには卵と梅干で十分じゃないですか?

このまま書いていると、今の倍くらいなりそうなので、この続きは158号にしますね。

157号は平成23年(2011年)2月27日に配信したメールマガジンです。

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